"古民家リフォーム"の記事一覧

築150年古民家の住まい改修6断熱改修とコストの境界線

古民家に住むためには、大きく二つの柱があります。 もちろん、住まい手のこれからの古民家生活のための 室内環境の改修が第一義ではありますが、 そのベースとなるのが、構造補強と断熱改修です。 コストを考えると構造補強は建物全体をおこなうので、 やはり手間がかかりますが、 断熱改修も、それに負けず手間がかかります。 …
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築150年古民家の住まい改修5躯体の構造補強ポイント2

今回の古民家の主屋根を支えているのは、 外部から見える1階の外壁ではなく、 その1,080mm内側壁部分が荷重を支えています。 外観で上部に小壁として見えている部分の下部となります。 ここを理解できていないと、 外周部にみえている下屋部分をばかりを補強することになります。 この1,080mmの部分が南側では広縁となり、 …
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築150年古民家の住まい改修4躯体の構造補強ポイント1

築150年以上前の古民家の躯体補強については、 まず床下の土が湿気ているか、乾燥しているかは重要です。 湿気があれば、土台全体の腐食が疑われますが、 今回は床下を点検してもサラサラの乾燥した状態であり、 ほぼ全体を目視して確認できました。 それでも、水回りの部分は腐食部がありましたので、 その部分に関しては土台交換を…
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築150年古民家の住まい改修3手書きプレゼンと広縁の断熱改修

大黒柱280角と小黒柱240角を中心に、 黒光りする小屋組の築150年の古民家。 今回の改修は、古民家を住まいとして再生する要望では、 古民家の風合いを活かして生活すること。 限られた予算の中でまず考えたことは、 12.5帖の続き間の和室南側に連続する下屋下の広縁。 この下屋下を室内にする場合に、 その天井裏に…
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築150年古民家の住まい改修2現地調査とBIMデータ化

現地調査から寸法取りしたデータを基にして、 建物の平面図と構造躯体をBIMデータ化していきます。 まずは、既存平面図、立面図、断面図をシートレイヤに切り出すベースですので、 階高設定のストーリと面積や仕上げ情報などのスペースを設定して、 壁ツールで描きつつ、適宜柱・梁・胴差を加えていきます。 Vectorworks…
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