福岡プロジェクトのログハウス改修・小屋組を活かす補強

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福岡プロジェクトには、在来2階建て木造棟と
平屋のログハウス棟の二棟があります。
屋久島プロジェクト同様に、またしてもログハウス改修。
こちらは、平屋で軒のでもそれなりにあるので、
外部の腐食は、あまりありませんでした。

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平屋の小屋組は天井が張られていましたので、
一部を壊して天井裏からその小屋組をみると
古い建物にたまに見かけます鉄と木の複合梁、
軽みぞ形鋼と小屋束の合成梁と母屋タル木の構成でした。

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これは天井を撤去して、その小屋組に少し手を加えて、
吹き抜け空間の中に現しにすると面白いなと感じました。
玄関、暖炉コーナー、食事コーナー、そしてキッチンが
一つの空間にそれぞれ組み込まれるので、
その方が空間全体により広がりが出てきます。

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その小屋組に手を入れる方法としては、
1. 単独の母屋束同士を斜材で繋げて、
キングポストとして、小屋組の強度を上げること。

2.1820mmピッチのトラス同士を頂部の棟部で
交互の斜材で緊結して、小屋組全体を固める。

この2点の補強をおこなって、少し貧弱だった小屋組を
大きく広がった架構へと変えていきました。
それと当時に、ログハウス頂部を固める役割も担っています。

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斜材の追加には、ほぞ加工と全ネジボルトによる緊結と
端部の勾配の緩い斜材にはかすがいを追加、
母屋と束はかすがいだけの緊結でしたので、
ここには6.6kNリブコーナーを追加しています。

これによって、既存小屋組の補強と共に、
吹き抜け空間に現しにしても存在感のある架構へと変わりました。

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