築150年古民家の住まい改修7外壁から内壁へ断熱領域を切り替える

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今回は一部の断熱領域を住まい方とコストと外壁状況から
内部に切り替えています。
平面図をすべて載せるわけにはいかないのですが、
東廊下と大開口サッシと個室を外部扱いとしています。
これは、あまり使用しない東廊下とサッシを断熱領域とするよりも
廊下に接する寝室と和室の内壁を断熱領域とし、
廊下サッシ前に厚手のカーテンを追加して、
室内環境を調整しましたが、もう一つ施工の問題がありました。

断熱領域切替.jpg

東廊下には大きな開口部と雨戸があり、
これをすべて断熱サッシへ交換することと、
既存サッシの雨戸の撤去と外壁改修とその周辺で起こる
コスト高を考えた結果です。

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雨戸の内側にネオマフォーム厚30mmを張って
土塗壁の内側から断熱材と気密フィルムを付加、
当然ながら、断熱領域の切り替え部分にある建具には、
高性能グラスウール厚30mmを充填し、
枠周囲にピンチブロックを併用して、
少し擦って開きが堅いくらいの建具となっていますが、
その点も住まい手に説明をしています。

木製建具和室入口.jpg

南壁は上部のみ内部断熱領域として
セルロースファイバー断熱材吹込の下がり壁がありますが、
これは通り土間の下屋までとその下の外壁外断熱を
切れ目無く断熱領域として囲い込むようになっています。
築150年古民家の住まい改修3手書きプレゼンと広縁の断熱改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505362455.html

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このように、断熱で囲われる領域を
住まい方、既存架構、施工とコストを考慮して、
どのように設定するかは大事なことです。

築150年古民家の住まい改修第一歩・現地調査ポイント
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505132812.html

築150年古民家の住まい改修2現地調査とBIMデータ化
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505209169.html

築150年古民家の住まい改修3手書きプレゼンと広縁の断熱改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505362455.html

築150年古民家の住まい改修4躯体の構造補強ポイント1
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505617261.html

築150年古民家の住まい改修5躯体の構造補強ポイント2
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505963457.html

築150年古民家の住まい改修6断熱改修とコストの境界線
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/508689275.html

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