ブログ授業2024・日本美の再発見・桂離宮

八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって、
1615年頃から約40年を費やして八条宮家の
別荘として造られた桂離宮。
簡素にして、明快な建築と庭園は、日本建築の不朽の名作として、
来日したドイツの建築家ブルーノ・タウトによって
賞賛されました。
その書院の雁行した特徴的な配置計画は、
それぞれの部屋からの月見を考えたものといわれ、
高床式の構造は、桂川の氾濫に備えて、
床下の防湿と通水を考慮するなど、実用性と美観が
一体となっています。

また、その庭園の自然石・樹木・畳石などの配置に、
西欧手法の遠近法・見透線に影響を受けた、
こちらも、明快なデザインの新しい造園手法が
取り入られています。
また、松琴亭の襖や床の間で使われている青と白の市松模様は、
目にも鮮やかな配色で、
見る人に斬新で、かつ清新な印象を与える空間となっています。

桂離宮の見学には、事前に宮内庁HPで予約する必要があります。
皇居、京都御所、仙洞御所、修学院離宮も、
同様な措置がとられています。
宮内庁HP
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
<ブログ授業2024ミッション>
上記の宮内庁トップページから施設案内ビデオ映像で、
桂離宮全体の解説を聞きながら、
庭園を巡って点在する茶室観ることができますので、
じっくり鑑賞し、各々の感想コメントをID(名前ではありません)を記して、
本日より今週末の4/20(土)・21(日)までにコメント欄に記入してください。
メールアドレスの記入も不要です。
人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。

にほんブログ村
この記事へのコメント
ディズニーランドなどと同じで感動と衝撃をより大きいものにするのかなと思い、良く考えられているなと感じました。
襖や床の間にある市松模様が素敵でした。
全体的には質素に見えるのに、部分的に華やかさが取り入れられていたり、建物だけではなく庭もこだわりがあってとても綺麗でした。実際に見るとまた違った見え方や気づきがあると思うので行ってみたいと思いました。