2023特別講義『雨のみちをデザインする』

15年前の2008年から始まった
建築計画Ⅰの授業に外部講師を招いての特別講義。
コロナ禍での中止もありましたが、
今年も無事、開催することができました。
本日の10/27の専門学校の授業は、
タニタハウジングウェア・谷田社長による講義です。
『雨のみちをデザインする』
http://www.tanita-hw.co.jp/

いつもお忙しい合間を縫って、
静岡に来ていただいております。
どうも、ありがとうございます。

・雨のみちデザイン・ウェブマガジン
建築家の様々な『雨のみち』試みをインタビューと共に読み解きます。
http://amenomichi.com/
・谷田社長のブログ
全国で活動されている谷田氏が垣間見られます。
https://www.tanita-hw.co.jp/amenomichi/


<専門学校・業務連絡>
本日の谷田社長の講義を受講して、
雨や樋、住まいについて考えたこと感じたことを
IDと共に、コメントして下さい。
参考までに、以下は私の設計した住まいの解説ページリンクと
そこで使用したタニタハウジングウェアの樋と建物デザイン。
それぞれの住まいにとって機能上かつデザイン上、
密接な関係のある、必要な選択となっています。
それぞれに、使用した樋製品へのリンクが張ってありますので、
こちらも、この機会に見てください。

・静岡・島田の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202204article_2.html
敷地内の18m大ケヤキからの落ち葉対策と
すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/



・静岡・島田の家/棟門。
旧宅の棟門の緑青吹き銅板屋根と桧構成材を再利用して、
タニタの銅製樋とくさり樋で新しい棟門を造ってます。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202203article_6.html
Suscu軒とい(半丸) くさり樋
https://www.tanita-hw.co.jp/product/73/
https://www.tanita-hw.co.jp/product/24/

・多摩区・生田/小田急沿線の家。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
※こちらは残念ながらこの樋は廃番となってしまいました。

・静岡・国吉田/静岡市内を一望する家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_6.html
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
https://www.tanita-hw.co.jp/product/33/
ステンレス レクステンたてとい
https://www.tanita-hw.co.jp/product/35/

・熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_3.html
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウムたてとい(すべて共通)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/45/

・静岡・大谷/相模湾を望む家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_11.html
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/

・富士・吉原の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_7.html
深い軒先の先端をすとっ葉°ーで押さえ、
大きな入母屋屋根の大らかさを表現。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/

・静岡・国吉田の家2。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_8.html
・静岡・池田山の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_9.html
切り妻のシンプルな屋根に合ったシンプルな半丸樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/37/

・静岡・豊田の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_6.html
特徴的な軒裏の米松押し縁の軒先押さえを兼ねた箱型樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/38/
外壁材はガルバリウム スパンドレル ZiG
https://www.tanita-hw.co.jp/product/75/

・広島/呉・大之木ダイモモデルハウス・木香(このか)の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_10.html
シンボルツリーのために屋根に空いた開口部から「ensui」(鎖樋)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/96/
雨樋・すとっ葉°ーの雨水流入実験装置
https://www.youtube.com/watch?v=IMDiFdBF3Gw&feature=youtu.be

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・・・どうも、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
役割では奈良時代の頃は屋根に降った雨水を集める為でしたが、現在では雨樋の役割が失われつつあることも知りました。なのでもっと雨樋を付ける利点を広めていきたいと思いました。
今後家を設計する時に、雨樋の位置や、デザインを参考にしていきたいです。ありがとうございました。
サンタさんの話を聞いて、この先建築の道に進む上で、自分自身の明確な目的意識を持ちながら取り組むことで、プラスな方向に物事が進んでいくと学んだので、学生のうちから目的意識を持ちながら行動していきます。
今回は貴重なお時間をありがとうございました。
雨樋はデザイン、見え方にも工夫がされており、接着する部分を隠す事で建築物の見た目を良くする事はとても良い事だと思いました。雨樋のような普段気にしないものにも工夫や大きな役割がある事に気づきました。これから生活の中で雨樋を見ることが楽しみです。今回はお忙しい中貴重なお話ありがとうございました。
中でも今回の講義で1番印象に残ったのは、雨のみちと言う言葉です。私は雨の水の流れ方が好きなので、雨の日が楽しくなるような雨樋のデザインがこれから増えていくといいなと思いました。私も雨の日に周りを見て、雨樋と建物の関係をこれから考えていきたいです。貴重なお話をありがとうございました。
この講義を通して今度雨が降った時に自分の家だけではなく他の人の住居がどのような雨の道ができているのか、見栄えなどはどのようになっているのかなど見てみます。外見にも工夫をされていてこだわりを持ってやられているんだなと感じました。
神社の話をされていた時に人の出入りをスムーズにするためにできていた、奈良時代から雨樋はあった、他にも雨水を生活用水に使えるように雨樋を使用してたなど雨樋という工夫一つで生活の小さなことかも知れないが変わってくるということを知れました。
タニタハウジングの谷田さんのお話を聞き、雨樋について学びました。普段雨樋のことを考えるという事を全くなく谷田さんのお話を聞きとても興味がもてました。それとタニダハウジングさんの雨樋のデザイン性がとてもよくクールな印象を受けました。雨樋はとても歴史深く時代事に様々な用途があったと言うのがかなり印象的でかなり興味深いお話でした。
貴重な時間ありがとうございました。
貴重な時間ありがとうございました。
タニタさんで作っている雨といは後ろにクリップみたいなものがついていてそれで見た目には結束バンドみたいなものがなく見た目にも配慮されている所がすごいと思いました。
しかし、授業後では雨の水を樋を使って美しく魅せるという技法がすごいと感じ、雨が嫌いという気持ちが薄れて雨を美しく感じるようになりました。
特に円錐状のカップのようなものを縦に連ねた樋は、普通はあまり目立たせて使わないであろう樋を、デザインとして建築に落とし込むことで見栄えを良くすることができ、それだけでなく鎖状なので自由に樋の形を動かすことができて、実用性の面でも自由度が高くなり使いやすくなるという工夫が凄いと思いました。
将来建築物を設計することがあったら、ぜひタニタハウジングウェアの樋を使わせていただきたいと感じました。
ありがとうございました。
住宅や環境の状況に合わせて進化している軒樋に興味を持ちました。
特に最後のノコギリの刃の話がささりました!
自分の中では、雨は自由に遊べる水浸しになって遊べるものであって、時には朝起きた時に雨が降っていると体が重く感じてだるさを感じる時もある、自分は雨はこういったものだと思っていました。ですが、今回の講義で雨の日の楽しみ方がふえました、自分の家の雨樋はどんな形をしていて、どうやって水が流れるのか確かめたくなりました。自分の家だけではなく、他の家の人はどんな雨樋を使っているのか気になりました。家の周りにただ着けてある雨樋は水流してるだけだと思っていたので、雨樋には色々な所で役立っていると知れました。
今回の講義で雨がもっと楽しみになりました。
初めは雨樋というものをあまり知らなかったのですが今回の講義を受けて雨樋を深く知ることが出来ました。今自分たちは建築を学んでいますが雨樋も建築のうちの一つです。今まであまり知らなかったことに対して悔いが残ってます。今後自由設計や家を考える時には雨樋のことも考え雨樋をどのように使うかなども工夫したいと思いました。
自分も谷田さんと一緒で雨が好きなのでとても楽しく講義を聞けました。