大改造!!劇的ビフォーアフター石川邸リフォーム施工編5・浴室とウェスタンレッドシダー

石川邸は、築57年のごく普通の一軒家でしたが、
店舗併用住宅のカレー店舗スペースを取り入れるリフォーム。
飲食の仕事での毎日の仕込みや準備、買い出しなど
お店を切り盛りしていくのは本当に大変なことだと思います。

そんな身体の疲れを癒やすのは、
やはりゆっくりと入浴することではないでしょうか。
私の住まいでは、この浴室にもこだわりを持っていて、
真のリラクゼーション空間にするために、
設計を始めてから、住まいにユニットバスは使いません。


在来式という防水、左官、大工、設備の
各職人さん造作による浴室ですが、
そこに仕上げ材として使用する木材はウェスタンレッドシーダー。
もう少しコストをかけられる場合は米ヒバを使用します。
桧は浴室によく使われますが、
長年の内にどうしてもカビが発生するので避けています。

もちろん、毎日のメンテナンスをしっかりおこなえば問題ないのですが、
住まいの浴室というのは、なかなか掃除が行き届かないので、
そうした場合にもウェスタンレッドシーダーは安心です。
ここ5年ほどはハーフバス+ウェスタンレッドシーダーの組み合わせ。
ハーフバスは洗い場と浴槽が分割可能な一体の既製品で、
その上部の壁と天井は自由に設計できるというタイプで、
私はTOTO社のハーフバス08を気に入って使用しております。
https://jp.toto.com/products/bath/halfbath/

なお、壁と天井に木材を張る場合は、
下地の防湿・防水処理が大変重要となりますので、
以下のブログをご参照ください。
TOTOハーフバス・最後のオーバーヘッドシャワー
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202201article_2.html
〇2023.03.19大改造!!劇的ビフォーアフター『2階が傾いた家』リフォーム概要
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00193wb6q.html
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/498980224.html
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・・・どうも、ありがとうございました。

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