2022特別講義『雨のみちをデザインする』
もう10年近くおこなっております、
建築計画Ⅰの授業に外部講師を招いての特別講義。
コロナ禍での中止もありましたが、
今年も無事、開催可能となり、
先日の10/28の専門学校の授業は、
タニタハウジングウェア・谷田社長による講義です。
『雨のみちをデザインする』
http://www.tanita-hw.co.jp/
いつもお忙しい合間を縫って、
静岡に来ていただいております。
どうも、ありがとうございます。
・雨のみちデザイン・ウェブマガジン
建築家の様々な『雨のみち』試みをインタビューと共に読み解きます。
http://amenomichi.com/
・谷田社長のブログ
全国で活動されている谷田氏が垣間見られます。
https://www.tanita-hw.co.jp/amenomichi/
<専門学校・業務連絡>
先日の谷田社長の講義を受講して、
雨や樋、住まいについて考えたこと感じたことを
IDと共に、コメントして下さい。
参考までに、以下は私の設計した住まいの解説ページリンクと
そこで使用したタニタハウジングウェアの樋と建物デザイン。
それぞれの住まいにとって機能上かつデザイン上、
密接な関係のある、必要な選択となっています。
それぞれに、使用した樋製品へのリンクが張ってありますので、
こちらも、この機会に見てください。
・静岡・島田の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202204article_2.html
敷地内の18m大ケヤキからの落ち葉対策と
すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・静岡・島田の家/棟門。
旧宅の棟門の緑青吹き銅板屋根と桧構成材を再利用して、
タニタの銅製樋とくさり樋で新しい棟門を造ってます。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202203article_6.html
Suscu軒とい(半丸) くさり樋
https://www.tanita-hw.co.jp/product/73/
https://www.tanita-hw.co.jp/product/24/
・多摩区・生田/小田急沿線の家。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
※こちらは残念ながらこの樋は廃番となってしまいました。
・静岡・国吉田/静岡市内を一望する家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_6.html
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
https://www.tanita-hw.co.jp/product/33/
ステンレス レクステンたてとい
https://www.tanita-hw.co.jp/product/35/
・熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_3.html
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウムたてとい(すべて共通)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/45/
・静岡・大谷/相模湾を望む家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_11.html
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・富士・吉原の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_7.html
深い軒先の先端をすとっ葉°ーで押さえ、
大きな入母屋屋根の大らかさを表現。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・静岡・国吉田の家2。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_8.html
・静岡・池田山の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_9.html
切り妻のシンプルな屋根に合ったシンプルな半丸樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/37/
・静岡・豊田の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_6.html
特徴的な軒裏の米松押し縁の軒先押さえを兼ねた箱型樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/38/
外壁材はガルバリウム スパンドレル ZiG
https://www.tanita-hw.co.jp/product/75/
・広島/呉・大之木ダイモモデルハウス・木香(このか)の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_10.html
シンボルツリーのために屋根に空いた開口部から「ensui」(鎖樋)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/96/
雨樋・すとっ葉°ーの雨水流入実験装置
https://www.youtube.com/watch?v=IMDiFdBF3Gw&feature=youtu.be
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・・・どうも、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
他にも雨樋のデザインも大切だと言っていて、性能だけを意識したり、デザインだけを意識しても使って貰えなくて、その両方がハイレベルなものを作るというのは大変なことだと思いました。これは家を作る時も同じで家の機能やデザインなど、色々な重要なことを全てハイレベルでないといけなく、ひとつでも要素がかけたら売れなくなる厳しい世界だと思いました。
大半の人があまり注目しないと思われるものをこれだけのデザインのレパートリーを考え抜いてこだわって商品にしてることを知りました。私はそのアイデアがいくつもでる企画性や想像力などを身につけていきたいと思いました。
雨樋は住宅で多く用いられており、雨の日に活躍していて、興味を持った。
日頃からもっと細かい部分に目を向けて生活をしていきたいと思う。
それと、四角い雨受けは重ねることが出来ないから、一度にあまり持ち運びできないからコストがかかる話を聞いて、いざ建設業に携わったらそういうことを考えなければいけないと思いました。
多くのコメント、読ませていただきました
雨のみちをデザインする仕事に
関心を持っていただいたようで何よりです
みなさんが建築に関する仕事で
社会に貢献できるようになることを期待しています
雨のみちに関することはいつてもご相談ください
雨樋って当たり前にある存在で、あまり形などについて考えたことがなかったです。
とりあえず雨樋があって機能すれば良いと考えていたこともあるので、建物に馴染むデザインを考えて雨樋も建物の一部のデザインとする姿勢が素晴らしいと思いました。
普段家などを見てもまず雨樋に目がいくことがなかったのでこれだけたくさんの雨樋の種類があるということを初めて知ることが出来てそれぞれデザインだけでなくただ雨を長くだけではないということを知りました。