電気設備の位置出しは躯体に直接描く

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私の住まいでは上棟して屋根ができあがると、
その同日にはルーフィング施工がおこなわれて、
雨に対応できるようにしています。
当たり前のようなことではありますが、
枠組み壁工法のパネル化工事でも、
建て方時の天候調査と屋根が架かる時点での
ルーフィング施工は、天候とにらめっこ。
このタイミングでの雨は避けなければなりません。

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そして、その後には外部サッシの搬入取付が始まりますが、
今回の現場では、ウッドショックは回避できたものの、
サッシの生産にも遅れが出ていて、
納期が三週間ほど延びてしまったので、
透湿防水シートを開口部まで巻き込んで、
内部作業の支障が無いようにしました。

こうして、外壁の通気胴縁や軒裏の下地処理で
外部の大工工事が始まりますが、
ここで、内部は私のひとり仕事タイムとなります。

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これから入る電気工事の前に、
スイッチやコンセント、照明器具、
さらにメディアコンセントやテレビ・オーディオ廻りの
HDMI、LAN、スピーカー配線などの設置位置を
躯体に直接描いて指示します。

これには、ウェスタンレッドシーダーの割付、
タイル割付など指示するには
相当な図面が必要となるので、
それを建築・電気設備に図面で伝えて、
打ち合わせ、施工、現場チェックをするよりも、
設計監理者の私が、直接躯体に描き込んだ方が早い。

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ということで、現場にパソコンを持ち込んで、
臨時アトリエを開設して、
ひとり黙々と作業をおこなった方が、
かえって早いという経験に基づいています。
また、私がここまでやることで、
建築・電気設備・設備他の各職方さんが、
普段以上に、力を入れてくれるという
好循環の副作用が産まれます👍

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