ブログ授業2020/ル コルビジェ「サン・ピエール教会」

ロンシャンの礼拝堂、
ラ・トゥーレットの修道院に続く、
3番目の宗教建築であるサン・ピエール教会。
建設地の軟弱地盤や建設費オーバーなどから
高さを50mから34mに変更したにもかかわらず、
基礎部分が完成しただけで頓挫し、
その後約20年間も放置されていました。
この未完の作品は、その完成予想図が
CGで再現されるなど(授業で見せましたね)
注目を集めていましたが、
地道な努力が実を結び、
2003年になってようやく建設が再開し、
2006年に完成。

東側の壁面に開けられた小さい穴は、
祭壇背面から無数の光の帯が差し込み、
西側は西日を取り入れる
緑色の四角い明り取りがあります。
塔頂部には黄色と赤の大きな明かり取りが設けられ、
それぞれが時刻に応じて、
祭壇の十字架を照らし出すという、
まさに、光の教会といえる演出がほどされております。

<連絡事項>
この建物の外部を取り巻く謎の物体と印象を、
各自のIDと共に、コメントして下さい。
1.建物屋根周囲に取り付いている帯状とアール状の物体は、
一体なんでしょうか?
2.外観・内観の印象も交えてコメントをして下さい。
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この記事へのコメント
また、勢いよく雨水が帯状のものへ落ちて溢れてしまわないようにアール状のものがあるのではないかと考えました。
外観の印象は、屋根があまり見ない形をしていてそれが建築物のだいたいをしめているので不思議に感じました。
内観の印象は、光の線が草や川のように見えてそこに合わせて反射された色が重なり、綺麗で落ち着く空間という印象を受けました。
外壁はとても無駄のない構造で内部は光が小さな穴から入ってくるため夕方までは明るいと思いました。
この教会の、外装は結構歪の形になっていて、ふたつの煙突みたいなのも謎に出ていて大きな窓がないも言う感想、内装は小さな窓がたくさんありそこから入る光がとても綺麗です。上の煙突も赤色と黄色があり、光が当たるとその色に変わるので発想がすごいとおもいました
外観は屋根が大きいのがとても印象的で、内観は差し込まれた光の色までこだわっていて素敵だなと思いました。外観では分からなかったけど、内観を見て光の教会と言われるのが納得でした。
2→外観はとても変わった形で驚きました。この形にした理由が気になります。また主にコンクリートで作られている理由も気になりました。あまり教会のような見た目ではないと思います。内観は写真だけだと調べてないので分かりませんがとても暗そうだなと思いました。ランダムに小さい穴が空いているのも気になりました。
壁面に取り付けられている帯や眉毛であるが、機能的な意味はよく分からないので装飾としてどのような意味を持つか考えてみた。
例えばこの教会の外観は一つの山のようなシルエットをしているのでこの建物が山を模して造られていると考えた。そのとき帯や眉毛は頂上に向かうための山道を表しているのではないか、と。フランスに日本のように山を神秘的なものとして扱う文化があるのかはわからないが私はそのように感じた。
内観は外からの光が差し込んでとても綺麗でした。光を装飾の一つとして上手く利用しているのがすごいと思いました。
2.コンクリートで固そうなイメージの外観なのに中に入れば造られた穴のお陰で明るく神秘的なイメージに変わると思いました。コンクリートっぽい造りだからこそ光が漏れることなく穴だけから差し込み、光が引き立っているなと思いました。
印象は外観からは想像できない中の装飾で見た目とのギャップがすごいなと思いました。
きっと中は涼しくて今の時期心地よさそうだと思いました。冬の時期はとても寒そうだと印象で、でも温度も含めてそこに入る光や内装がその場の雰囲気を高めてくれると思います。
帯状、アーチ状の部分は穴から雨が入り込まないように雨樋の役割をしていると思います。
光を遮らないように微妙な長さの設計やアーチのデザインの仕方が素晴らしいと思いました。
あの形だからこそ無機質になりすぎず決して派手ではないのに美しさが出ていると思います。
こういったデザインは見るだけなら、素晴らしいと思うが、じっとみてしまうと、少し変なデザインだなと思ってしまう反面もある。
2,外装はコンクリートで、一見無機質な建物に見えましたが、穴から差し込む光が星のように見えて綺麗だと感じます。内装は、赤、青、黄、緑、とカラフルな窓から色を帯びた光が差し込みとても美しいです。これだけ大きな建物をコンクリートで作るという難しさを授業で学んだので、大変さが伝わってきます。