2018特別講義『雨のみちをデザインする』
9/28の専門学校の授業は、
毎年恒例の外部講師を招いての特別授業。
いつも仕事でお世話になっております、
タニタハウジングウェア・谷田社長による講義です。
『雨のみちをデザインする』
http://www.tanita-hw.co.jp/
いつもお忙しい合間を縫って、
静岡に来ていただいております。
どうも、ありがとうございます。
・雨のみちデザイン・ウェブマガジン
建築家の様々な『雨のみち』試みをインタビューと共に読み解きます。
http://amenomichi.com/
・谷田社長のブログ
全国で活動されている谷田氏が垣間見られます。
http://amenomichi.exblog.jp/
<専門学校・業務連絡>
本日の谷田社長の講義を受講して、
雨や樋、住まいについて考えたこと感じたことを
IDと共に、コメントして下さい。
参考までに、以下は私の設計した住まいの解説ページリンクと
そこで使用したタニタハウジングウェアの樋と建物デザイン。
それぞれの住まいにとって機能上かつデザイン上、
密接な関係のある、必要な選択となっています。
それぞれに、使用した樋製品へのリンクが張ってあります。
・多摩区・生田/小田急沿線の家。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid44.html
・静岡・国吉田/静岡市内を一望する家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_6.html
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid33.html
・熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_3.html
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/product.php?md=2&sid=41
・静岡・大谷/相模湾を望む家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_11.html
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/product.php?md=2&sid=41
・富士・吉原の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_7.html
深い軒先の先端をすとっ葉°ーで押さえ、
大きな入母屋屋根の大らかさを表現。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/product.php?md=2&sid=41
・静岡・国吉田の家2。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_8.html
・静岡・池田山の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_9.html
切り妻のシンプルな屋根に合ったシンプルな半丸樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid37.html
・静岡・豊田の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_6.html
特徴的な軒裏の米松押し縁の軒先押さえを兼ねた箱型樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid38.html
・広島/呉・大之木ダイモモデルハウス・木香(このか)の家。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_10.html
シンボルツリーのために屋根に空いた開口部から「ensui」(鎖樋)
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid96.html
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雨樋・すとっ葉°ーの雨水流入実験装置
https://www.youtube.com/watch?v=IMDiFdBF3Gw&feature=youtu.be
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・・・どうも、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
今回の授業を受け『雨のみち』に興味を持てたので自分の家をはじめ、周りの家や公共建築物の雨どいも見てみたいと思います。
ありがとうございました!
晴れの日の様子しか考えていませんでした。
今回雨といのお話を聞いてみて、雨が降った時に家の外観を崩さないように雨といを使って雨のみちをつくったり、鎖樋などはあえて雨のみちを
見せるアイデアもあり雨の日の住宅にも興味をもちました。
そして最後におっしゃっていた
「人生万事因己」という言葉を覚えときたいと思いました。
家にトイはなくてはならない存在ですが、家のデザイン性を邪魔してはならない。とても難しい条件だと思いました。講演を聞いて逆に雨をも味方にして家をオシャレにしてしまう考え方を聞いて雨への考え方やトイへの印象がとても変わりました。
雨の日でも嫌な気分にならない。むしろ雨降って欲しいは言い過ぎかもしれませんが、それくらい思わせる建物を建てたいと思いました。
人でいう眉毛の役目を雨樋は建物で行なってるということが分かりました。
僕が1番印象に残ってる言葉は幸せは「外からやってくる」です。
当たり前のように家で家族と暮らしてるけど幸せで、設計してくれたり家をつくってくれた人がいるから住めてるんだなと思いました。
お話を聞いているうちに、雨樋の使い方がさまざまあることがわかり、構造上できないかもしれないと思いますが、流れてきた雨水を水力発電や、その雨水を利用した機械(エアコンなど)を考えてみるのも面白そうだと思いました。
とても貴重な時間を割いて講義してくださりありがとうございました。
雨樋1つとっても曲線の屋根にも対応できる、さらに人が快適な生活を送れるようにと工夫をされており、とても興味が湧きました。ありがとうございました。
雨樋を利用して、住宅のデザインの1つにしたり遊び心を入れてみたりと使い方が様々なことを知りました。
雨の嫌なイメージがなくなりました。貴重な時間をありがとうございました。
ありがとうございました。
今まで雨はあまり良いイメージではありませんでしたが、今回の授業を機に雨の日に外に出て「雨のみち」を観察してみようと思いました。貴重なお時間をありがとうございます。
使い方だけでなく、様々な形の雨樋があります。機能的な面や見栄えも大事ですが、まず自分たちにとってどんな形で使われているのか、自宅を含め色んな建築物の雨樋に注目してみようと思いました。谷田社長が仰っていた「人生万事因己」。意味はまだ自分には難しいと思いましたがこれから就活が始まる自分にとっては理解し、心にとどめるべき大切な言葉だと思いました。
ですが、谷田さんの授業を聞いたあとは、雨樋はとてもデザイン性があり、できるだけ目立たないようにするということが大切だと思いました。鎖樋のようなとてもデザイン性のある雨樋は家全体を見た時にすごいオシャレに見えるのでいいと思いました。自分が家の設計をする時には鎖樋を入れてみたいととても感じました。
ただ単に雨を集めるためだけかと思っていました。奈良時代からあり昔から使われており家を建てるためにとても大事な役割をしてるとも思いました。谷田社長の言葉もひとつひとつ意味も深くとても聴いててためになりました。最初に聞かれた雨は好きですか?の質問で最初は嫌いと思ってましたけど雨どいの大切さや役割そして谷田社長の講義で嫌いじゃなくなりました。
これから建物を見たら雨どいまで見たいと思いとても興味を持ちました。
雨樋があるのとないのでは大きく自分達の生活が変わっていくということを知りました。
そしてさっそく自分の家でも近くの家でも雨樋を見るようになりました。
工夫されている家では目立たないようにしたり雨樋をうまく利用したりしてすごいと思いました。
最後に実際に雨樋に沿って流れていく水を見てこういう雨樋もあるんだなと思いました。ありがとうございました。
雨樋の種類も1種類だけではなく色んな種類がありそういうデザイン性も建築をやっていくうえで大切なんだなと思いました。
ですが今回のお話を聞いて、印象がすごく変わりました。
雨の音、流れ落ちる姿、流れ方までコーディネートしながら雨樋を作ったり考えていて、外観(デザイン)に自然の雨を取り入れながら1つの建築物を造り上げるという考えがとても素敵だと思いました。
また、雨が降った時の楽しみのようなものが、もっと建築物にも求められたら、雨に対する前向きな考えが増えるのかなと思いました。
余談ですが、祖母の家の玄関に吊るさがっていたのが“鎖樋”であったことを今回の授業で知りました。
しかし、建物を守る役割や生活の事も考えられて使われるものだと知りました。
たかが雨樋と思っていましたが、役割を果たすだけでなく、建物の一部としてデザインする事で建物の印象が変わるのだとわかりました。
私は雨は嫌いです。でも、こんな樋があったら雨の日が少し楽しみになりそうです。
雨の水をデザインするとはこういうことなのだと知りました。。
屋根に降った雨を流すだけではなく、デザインにもこだわって建物の印象を良くすることができるものだと知れました。
講義前は雨の日は嫌いでした。いろいろな雨樋がある事を知れて、雨の日を過ごす楽しみがある事を知れたのはよかったです。
先日の台風のような大雨のときに雨どいがなければ、きっと家には大量の雨が入ってきていたのではないかと考えました。雨どいの大切さを改めて感じました。そして翌日の朝、家の周りを掃除していた際に、自分の家や近所の雨どいを見てみると、家によって形が違ったりつけ方がそれぞれ違っていて、より雨どいに興味が湧きました。
私は今、家を設計やデザインしたいという夢があります。設計して家を建てるのにはたくさんの部材が必要であり、たくさんの方が携わって家が完成するこいうことを忘れずに、お客様や携わっていただいた方々に満足してもらえるような立派な家を設計出来るように、頑張ります。
提出が遅れてしまい、すみません。
建築を学んでいるからこそ、家の外観をパッと見るだけでなく細かい点まで注目してこだわりを見つけられるようにしたいと、この機会で思うようになりました。