2017特別講義『雨のみちをデザインする』2017グッドデザイン受賞
10/25の専門学校の授業は、
毎年恒例の外部講師を招いての特別授業。
いつも仕事でお世話になっております、
タニタハウジングウェア・谷田社長による講義、
今回は、2017年グッドデザイン賞記念講演です。
『雨のみちをデザインする』
http://www.tanita-hw.co.jp/
昨年に続き、今年も2つの商品が2017年グッドデザイン受賞。
おめでとうございます。
・TANITA GALVA:雨とい、スパンドレル、屋根材、換気棟、クサリトイ他
・エコテクノルーフ
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid102.html
いつもお忙しい合間を縫って、
静岡に来ていただいております。
どうも、ありがとうございます。
・雨のみちデザイン・ウェブマガジン
建築家の様々な『雨のみち』試みをインタビューと共に読み解きます。
http://amenomichi.com/
・谷田社長のブログ
全国で活動されている谷田氏が垣間見られます。
http://amenomichi.exblog.jp/
<専門学校・業務連絡>
本日の谷田社長の講義を受講して、
雨や樋、住まいについて考えたこと感じたことを
IDと共に、コメントして下さい。
参考までに、以下は私の設計した住まいで使用した
タニタハウジングウェアの樋と建物デザイン。
それぞれの住まいにとって機能上かつデザイン上、
密接な関係のある、必要な選択となっています。
それぞれに、使用した樋製品へのリンクが張ってあります。
・多摩区・生田/小田急沿線の家。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid44.html
・静岡・国吉田/静岡市内を一望する家。
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid33.html
・熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/product.php?md=2&sid=41
・静岡・大谷/相模湾を望む家。
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/product.php?md=2&sid=41
・静岡・国吉田の家2。
・静岡・池田山の家。
切り妻のシンプルな屋根に合ったシンプルな半丸樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid37.html
・静岡・豊田の家。
特徴的な軒裏の米松押し縁の軒先押さえを兼ねた箱型樋。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid38.html
・広島/呉・大之木ダイモモデルハウス・木香(このか)の家。
シンボルツリーのために屋根に空いた開口部から「ensui」(鎖樋)
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid96.html
大之木ダイモモデルハウス・木香の家
http://daimo.jp/kinoie/modelhouse/4960/
雨樋・すとっ葉°ーの雨水流入実験
実験装置が稼動すれば、このように体験できました。。。
https://www.youtube.com/watch?v=IMDiFdBF3Gw&feature=youtu.be
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・・・どうも、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
樋がいつからあったのかや、役割、形やデザインもたくさんあるとわかり、その家にあった形、デザインにできることを知って驚きました。
雨樋は建物にとって大切な役割だなと思いました。
雨樋の事が詳しく知れて良かったです。
いままで雨樋の効果や用途について深く考えたことはなかったのですが、樋の形状一つとっても考えるべき事柄の多さに驚きました。強いこだわりを感じました。中でも円錐状の鎖樋は、自分でも住宅に使ってみたいと思うような美しいデザインだと思いました。
もともとの用途として水を集めるために作られたというお話も、当たり前のようで全く意識していなかったことなので新たな発見でした。
建築は小規模の住宅であっても、どうしても大きなモノを作っているという印象でしたが、今後は細部にまで心を配れる設計をしていきたいと強く思います。
普段、何気なくみているだけでいろいろなデザインの樋があると知って驚きました。
その家にあった、雨樋を作れるよう、勉強していきたいです。
いままであんまり気にしていなかったけれど雨樋の話を聞いていろんな建物の雨樋が目に入ってひとつひとつの建物の雨樋が色や形が全然違うんだなと思いました。
詳しく聞けてよかったです。
雨樋のデザイン、形が豊富なことに驚いた。特に鎖樋が印象的だった。谷田さんの講義を受けて今まで気にもしてなかった雨
樋に興味が持てた。
私は、建物を見る時はどちらかというと壁や屋根、内装・外装の雰囲気ばかりに目がいってしまい、雨樋などの細かな部分はあまり気にしないことが多くありました。
しかし、今回の授業では雨樋が持つ役割の多さや重要性を知ることができました。単なる雨避けとしてだけではなく、ガーゴイルのように水の流れを見せたり、サン・ピエール教会のように外観のアクセントにしたりと用途の豊富さを知ることができました。また、屋根との組み合わせにより屋根にアクセントを与えたり、逆に屋根との統一感により雨樋を目立たないようにしたりと組み合わせのやり方にも大きな可能性を感じました。また、どの雨樋も機能的にもデザイン的にも様々なものがあり一つの部材としても非常に素晴らしいものであると感じました。「すとっ葉°ー」のように、落ち葉を詰まらせないようにするといった機能性に優れたものや、鎖樋のように、性能面もさることながらデザイン的に優れたものなど多くの使い分けが可能であり、部材としては大変に優れていると感じました。
以上の理由から、私にとって今回の授業は雨樋の価値観を大きく変える機会となりました。また授業中のお話の中で、ミース・ファン・デル・ローエの言葉で「神は細部に宿る」という言葉がありました。この言葉と今回の授業を通じて私は、雨樋のように細かな部分まで気にかけることが出来ることによりいい建物を生み出すことが出来るのだと感じました。このような考えを生み出せたのも、一重に今回の授業のお陰であるのだと改めて感じました。今回は本当にありがとうございました。
普段何気なく見ているだけだったので、ルーツや理由、価値について知ることができて良かったです。
採用事例としてみせていただいた建築物の雨樋は、外観を損ねないデザインや、それとは対照的にインテリアとして魅せるデザインだったりとたくさんの種類があり、一つ一つの建築物に合わせて考えられていました。すっきりとしている印象を受け、細部までこだわった建築物は美しいと感じました。
現在授業で自由設計をしていますが、自分のこだわりを持って細部まで設計したいと思いました。
神社などでは人の出入りのため正面についていて、雨の方向を変えたり、色々デザインも豊富で驚きました。色々知れて本当にありがとうございます。
しかし、今回のお話を聞いていると、「雨のみちをデザインする」というテーマに沿った様々な機能を持つ雨樋があり、感動しました。今回のお話で、本当に雨樋に興味を持つことができました。
貴重なお話をありがとうございました。
住宅の中ではあまり目立たない雨樋ですが、雨の日とかは重要な役割をしてるのも改めて分かりました。
雨樋もいろいろな種類があって、自分が住宅を建てる時に、しっかり悩んでみようと思います。
今日は貴重な話しありがとうございました。
というように、普段から雨樋などは何も意識していなかったので、今回のお話はとても聞いてて面白かったです。
今回いろんな雨樋や、上手にきれいに雨樋が使われている設計の建築物を見ることができて建築を学んでいく上でとても為になりました!つぎ建築物を見るときは雨樋もしっかり見たいと思います!あと次流しそうめんやるときはぜひ教えてください!
雨樋には鎖型の物もあると知って驚きました。自分の家は鎖型の雨樋にしたいと思いました。
雨樋は半円状の物だけかと思っていましたが、四角の形のものあると聞いて驚きました。それに、雨樋にもデザイン性が豊富で住宅の外観に馴染ませたりしていても、しっかりと重要な役割を果たすのはすごいなと思いました。
今日は貴重なお話ありがとうございました!
雨どいは建築物に普通にくっついてくる一つのパーツでしかないと正直思っていましたが、今日の授業で雨どい一つで建築物の雰囲気が変わるのには驚きました。
昔の人の知恵が今もなお続いていることはとてもすごいと思います。住宅のなかでは目立つ部分ではありませんが人が快適に過ごすため、1つ1つの住宅にあった形をしていることがわかり雨樋1つでも深いなと思いました。
I Dを忘れてしまったので、出席番号で書きました。
昔の人の知恵が今もなお続いていることはとてもすごいと思います。住宅のなかでは目立つ部分ではありませんが人が快適に過ごすため、1つ1つの住宅にあった形をしていることがわかり雨樋1つでも深いなと思いました。
I Dを忘れてしまったので、出席番号で書きました。
昔の人の知恵が今も続いていることがわかりました。
住宅ではあまり目立つ部分ではありませんが、住宅の1つ1つにあった形をしていることがわかりました。
また人が過ごしやすいための工夫がしていることがわかりよかったです。
昔の人の知恵が今も続いていることがわかりました。
住宅ではあまり目立つ部分ではありませんが、住宅の1つ1つにあった形をしていることがわかりました。
また人が過ごしやすいための工夫がしていることがわかりよかったです。
雨を利用し楽しむ事が出来ると思いました。
疑問的に思ったのは、台風、強風などで鎖樋がしなった状態で樋の機能は無くならないのかです。
遅れてすみません
ですが、今回の話を聞いて雨も考え方を変えれば楽しむことができるということを学びました!雨樋ということをこれから意識して見ていきたいと思います!
ですが、今回の話を聞いて雨も考え方を変えれば楽しむことができるということを学びました!雨樋ということをこれから意識して見ていきたいと思います!
ですが、今回の話を聞いて雨も考え方を変えれば楽しむことができるということを学びました!雨樋ということをこれから意識して見ていきたいと思います!
ですが、今回の話を聞いて雨も考え方を変えれば楽しむことができるということを学びました!雨樋ということをこれから意識して見ていきたいと思います!
ですが、今回の話を聞いて雨も考え方を変えれば楽しむことができるということを学びました!雨樋ということをこれから意識して見ていきたいと思います!
いろんな家でどんな雨樋を使っているのかきになります。
昔の人の知恵で現代まで使われるってやっぱり昔の人はいろんなことに頭を使って人が住みやすい家はどんなのか考えていたんだなと勉強になりました。
建物には細部まで考えなきゃいけないと言うことを知り、自分も建てる時に住みやすい家をちゃんと考えたいと思いました。
これから住まいづくりをスタートする住まい手さんが、皆さんのように雨といまで考えてくれたが、弊社の売上は5倍くらいになっちゃうのではと思う内容でした。
これからも
「雨のみちをデザインする」や
「雨をひらく」という言葉を心に留めておいて下さい。
鎖樋が台風などで斜めになったときにどこまで雨が流れるのかといった質問がありました。
実はこうした実験もしており、結構キレイに流れることが分かっています。
こうした動画も用意すると面白いかもしれませんね。
ご指摘ありがとうございます。
僕も将来隅から隅までこだわることは難しいですが何気ない、言われないと気付かないところまでこだわりたいと強く思いました。