琉球赤瓦屋根施工プロセス1・原因

画像

今回の宮里家のリフォームの発端となった赤瓦屋根の雨漏り。
「雨も土も降る家」
http://asahi.co.jp/beforeafter/d00170dlfa.html

今回、沖縄の伝統的な古民家の
琉球赤瓦の葺き替えという貴重な体験を、
その施工記録として残しておこうと思います。

昔ながらの土葺きによる赤瓦葺きの屋根から、
その土やしっくいを栄養にして、成長した植物、
マダガスカル産のきんちょうという多肉植物が原因でした。
画像


マダガスカル産というのは驚きでしたが、
沖縄・最南端の波照間島、その場所柄ということでしょうか。

この土葺きでは、しっくいの劣化が大敵。
そのため、劣化したしっくいを
さらに、しっくいで塗り固めていきますので、
古い赤瓦ほど、しっくいの部分が多くなり、
だんだん赤瓦が埋まっていくという状況になります。
画像

そのメンテナンスを怠ると、
しっくいが風化した割れ目から、
雨が侵入して、植物が根を張るという事態になります。
しかし、このメンテナンスはやはり
大変な労力と費用がかかりそうです。
画像


人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック