静岡・豊田物語の再生建具群。

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今週、再来週と変則的な引き渡しとなる豊田物語。
以前の住まいの欄間や建具を
新しい住まいに活用したいとのことで、
いろいろなディテールで、取り込みました。

欄間は、建具の中に埋め込んで、
ワーロン紙(和紙風樹脂)を張り、
その一部を、セントラル冷暖房のリターンガラリに。

和室の雪見障子は、1800mmを2000mmまで高くして、
そこにポリカーボネートの欄間を追加して、
背の高い1本の建具に変身。
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葛布の襖は、裏紙がボロボロで全体の再生は断念し、
帯状に切り取って、新たな撥水もみ紙和紙の戸襖に再生。
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玄関扉は、磨りガラスを撤去して、
透明ガラスと和紙フィルムで飛散防止処理と
ピンチブロックで、隙間風対策。
欄間には、ポリカーボネート板を追加して、
断熱性能をアップし、同じく内部をポリ合板張りとして
再生した下足入れとセットで、
以前の住まいの雰囲気を新しい感覚で再現。
床の墨入りモルタルが仕上がると、グッと締まります。
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