アズビル・セントラル冷暖房のダクト計画。
住まいの居室以外の廊下や洗面・便所が
すべて同一温度となるということ、
それは、非常に快適なことであるばかりでなく、
住宅内での事故の原因となるヒートショックがなくなります。
エアコンのように、風量で循環させるのではなく、
ゆったりと空気を循環させるため、
不快なドラフトが発生しにくい。
さらに、電子式エアクリーナーを併用すると、
ハウスダストとは、おさらばです。
http://www.azbil.com/jp/product/kikubari/function/index.html
もちろん、春や秋の中間期には、換気モードに移行できるので、
年中冷暖房を動かすわけではありません。
但し、ゆっくり空気を循環させるということは、
ダクト径が大口径となることを意味します。
250Φのダクト経路を綿密な構造計画と
すり合わせることが必須となります。
現場で見ますと、それはまさにヤマタノオロチ。
・富士物語2011のセントラル冷暖房。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201108article_14.html
これは、小屋裏を活用するフルバージョンのシステムですが、
静岡豊田物語では、階に置くことのできるパッケージ型。
・パッケージ型セントラル冷暖房という選択肢。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201212article_14.html
これらは、設計サイドでの確認が必須ですので、
施工任せにしないで、経路や設置方法を打ち合わせしながら、
住まい全体の開口部や庇配置、通風計画や断熱性能など、
空調設備に頼る前の、しっかりした基本性能確保が必要だ考えます。
人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
・・・どうも、ありがとうございました。

にほんブログ村
この記事へのコメント