米国木造建築事情7-1 ─北トロントコミュニティセンター

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今回は、米国から飛行機で飛び出しまして
お隣カナダはトロント市の
コミュニティセンターをご紹介します。

ご存じの通り、アメリカ・カナダにまたがる
巨大な湖、五大湖の一つ、
オンタリオ湖の傍に位置するトロント。

ここから、車で2時間あまりのところに
あの有名なナイアガラの滝があります。
ちなみに、ナイアガラの滝はアメリカ滝とカナダ滝の
2つの大きな滝の総称ですね。
とにかく、カナダの自然はケタ外れ。
車でちょっと郊外へでると
そこは原生林に囲まれた自然公園。
大自然の一角に人間が住まわせてもらっている
という表現がピッタリくる国です。

さて、そんな国の北トロントコミュニティセンター。
1987年のトロント市主催のデザインコンペの当選案で
地下1階、地上2階建て、
RC造+S造+集成材軸組工法による混構造です。
その中には、体育館や屋内プール、
会議室やホール、
そして、この建物の背後には広大な公園がひかえていて
恵まれた環境に建っています。
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外観には、特徴的な米松集成材2枚合わせの柱が
連続して現れ、建物の間口を覆っています。
この柱、2枚目の写真の人物と比べてお分かりの通り、
18cm×38cm×10mという大きさ。
その列柱は、圧巻です。

その柱から2m程下がった位置に
ガラスのカーテンウォールがあり
より一層、列柱を際立たせています。
そのエントランスにはコンクリートの壁が
内外に渡って貫かれて、ちょうど、木造の箱に
コンクリートが差し込まれていて、
この逆転の関係が、
木構造の力強さを引き立てているように見えます。
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エントランスの見上げも見事なボリューム。
さて、知らず知らず建物の中へ導かれていき、
その中に広がる空間とは一体・・・。

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