静岡・駿府城址の石垣崩れ。
今年8月の震度6弱の静岡沖地震。
地震波の周期が短かったせいで、
木造住宅の倒壊という被害は、
少なかったものの、瓦屋根の被害が多く、
ブルーシートを被せた屋根が散見されました。
静岡市の中心部にあります駿府公園。
駿府城址の二の丸堀に囲まれた中にありますが、
その外側の堀との間には、
県庁、裁判所、体育館、プール、文化会館、
小中学校、病院などの行政の中核施設があります。
このお堀の石垣も2箇所で崩れ、
1箇所は、再生されたものの、
市民文化会館裏手の石垣は、
いまだブルーシートで覆われております。
石垣を積み直すための石工の技量確保も
さることながら、お堀の水を一旦抜くなど、
いろいろと費用がかさみそうですが、
この財政難の折、なかなか進まないのでしょうね。
先日、姫路城の見事な石垣を見ましたが、
建設時の櫓や土塀などの荷重がかかっていれば、
この石垣も崩れなかったかもしれません。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/200912article_10.html
先達の知恵の結集は、
現代の最先端技術を駆使しても、
補修するのは、容易ではないようです。
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