'09専門学校夏期課題・静岡建築探訪。
建築は、実際にその場所に出向いて、
その空間に身を置くことで、
自分自身に眠っている様々な感覚を呼び起こさせてくれます。
敷地に足を踏み入れた瞬間から、その建築家が、
その場所の環境に込めた思いを感じとることもできます。
東京では、身近に有名建築が目白押しで、
日々、そこに身を置くことはたやすいのですが、
地方となると、こうした建築に出会えることは
格段に少なくなります。
有名建築家というと語弊があるかもしれませんが、
社会的に評価されている建築家の建築には、
一種の場のエネルギーを感じることができる
と、個人的には、思っております。
建築と建物との違い。
それは、人に対して美的或いは詩的な感動、
その有無にあると考えます。
静岡県内にも、こうした建築を体感することができますが、
本日のブログは、専門学校の夏期授業の一環の課題発表日。
<学生の皆さん>
お約束通り、以下の建築のうち、どこかを選択して
夏期休暇中に訪れて、その感想を写真と共に8/31(月)までに
コメント及び写真をメールにて提出してください。
但し、写真は1点、容量は必ず1MB以下として下さい。
私のメールアドレスは、ここから。
http://dis.ric-shizuoka.or.jp/DsnrBank/dsnr01.cfm?dsnrcd=00000220
1.静岡県舞台芸術公園:磯崎新
/静岡市平沢100番1
http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-210a/artspark.htm
2.ねむの木こども美術館:藤森照信
/掛川市上垂木あかしあ通り一丁目
http://www.nemunoki.or.jp/kmuseum/index.html
3.ねむの木緑の中:坂茂
/同内
http://www.nemunoki.or.jp/kmuseum/index.html
4.資生堂アートハウス:谷口吉生. 高宮真介
/静岡県掛川市下俣751-1
http://www.shiseido.co.jp/museum/info/index.htm
1980 年日本建築学会建築賞
5.特種製紙Pam:坂茂
/駿東郡長泉町本宿437
http://www.tokushu-paper.jp/pam/index.html
※事前予約が必要です
6.秋野不矩美術館:藤森照信
/浜松市天竜区二俣町二俣130
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/
7.地球のたまご(OMソーラー研究所):永田昌民
/静岡県浜松市西区村櫛町4601
http://omsolar.jp/tamago/building.html
※事前予約が必要です
東京に行ける人は、下記で場所が
複数の美術館に出会えるのでお勧めです。
せっかくの夏休み、遠出をしましょう。
8.東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/about/about01.html
・サントリー美術館:隈研吾/内部撮影不可
http://www.tokyo-midtown.com/jp/design/suntory.html
・21_21DESIGN SHGHT:安藤忠雄/内部撮影不可
http://www.tokyo-midtown.com/jp/design/21_21.html
9.上野公園内美術館群
・国立西洋美術館:ル・コルビュジエ/内部撮影可
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
・東京文化会館:前川国男/内部撮影可
http://www.t-bunka.jp/
・法隆寺宝物殿:谷口吉生/内部撮影可
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M4
※なお、建築内部で写真を撮る場合は、
あらかじめ、学校名、主旨を説明して、許可を得てください。
但し、美術館の場合は内部撮影不可の場合も多いので、
外観写真でOKです。
【 重 要 】
もし、このレポート提出をしなかった学生には、
後期授業において、個別にレポート課題を
毎週1回/月、計4回の宿題を課すことにいたします。
課題は前期におこなったのスケッチトレース4課題。
Red & Blue、サヴォア邸、ファンズワース邸、落水莊。
これは、これでやるほどに腕が上がりますので、
こちらを選択されても構いません。
前期の試験結果を踏まえて、
後期も、和気あいあいにビシビシやらせていただきます(苦笑)
夏季休暇は、長いようで短いもの。
授業で、いつも言っているように、
空間の中に身を置くことで、
必ず、学生諸君の今後の建築に対する考え方が変化します。
これは、前期の白井晟一設計の芹沢銈介美術館見学でも、
体感したと思いますが、建築を目指す上で、
必要不可欠と考えてくださいね。
では後期に、また元気に会いしましょう。
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・・・どうも、ありがとうございました。
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その空間に身を置くことで、
自分自身に眠っている様々な感覚を呼び起こさせてくれます。
敷地に足を踏み入れた瞬間から、その建築家が、
その場所の環境に込めた思いを感じとることもできます。
東京では、身近に有名建築が目白押しで、
日々、そこに身を置くことはたやすいのですが、
地方となると、こうした建築に出会えることは
格段に少なくなります。
有名建築家というと語弊があるかもしれませんが、
社会的に評価されている建築家の建築には、
一種の場のエネルギーを感じることができる
と、個人的には、思っております。
建築と建物との違い。
それは、人に対して美的或いは詩的な感動、
その有無にあると考えます。
静岡県内にも、こうした建築を体感することができますが、
本日のブログは、専門学校の夏期授業の一環の課題発表日。
<学生の皆さん>
お約束通り、以下の建築のうち、どこかを選択して
夏期休暇中に訪れて、その感想を写真と共に8/31(月)までに
コメント及び写真をメールにて提出してください。
但し、写真は1点、容量は必ず1MB以下として下さい。
私のメールアドレスは、ここから。
http://dis.ric-shizuoka.or.jp/DsnrBank/dsnr01.cfm?dsnrcd=00000220
1.静岡県舞台芸術公園:磯崎新
/静岡市平沢100番1
http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-210a/artspark.htm
2.ねむの木こども美術館:藤森照信
/掛川市上垂木あかしあ通り一丁目
http://www.nemunoki.or.jp/kmuseum/index.html
3.ねむの木緑の中:坂茂
/同内
http://www.nemunoki.or.jp/kmuseum/index.html
4.資生堂アートハウス:谷口吉生. 高宮真介
/静岡県掛川市下俣751-1
http://www.shiseido.co.jp/museum/info/index.htm
1980 年日本建築学会建築賞
5.特種製紙Pam:坂茂
/駿東郡長泉町本宿437
http://www.tokushu-paper.jp/pam/index.html
※事前予約が必要です
6.秋野不矩美術館:藤森照信
/浜松市天竜区二俣町二俣130
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/
7.地球のたまご(OMソーラー研究所):永田昌民
/静岡県浜松市西区村櫛町4601
http://omsolar.jp/tamago/building.html
※事前予約が必要です
東京に行ける人は、下記で場所が
複数の美術館に出会えるのでお勧めです。
せっかくの夏休み、遠出をしましょう。
8.東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/about/about01.html
・サントリー美術館:隈研吾/内部撮影不可
http://www.tokyo-midtown.com/jp/design/suntory.html
・21_21DESIGN SHGHT:安藤忠雄/内部撮影不可
http://www.tokyo-midtown.com/jp/design/21_21.html
9.上野公園内美術館群
・国立西洋美術館:ル・コルビュジエ/内部撮影可
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
・東京文化会館:前川国男/内部撮影可
http://www.t-bunka.jp/
・法隆寺宝物殿:谷口吉生/内部撮影可
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M4
※なお、建築内部で写真を撮る場合は、
あらかじめ、学校名、主旨を説明して、許可を得てください。
但し、美術館の場合は内部撮影不可の場合も多いので、
外観写真でOKです。
【 重 要 】
もし、このレポート提出をしなかった学生には、
後期授業において、個別にレポート課題を
毎週1回/月、計4回の宿題を課すことにいたします。
課題は前期におこなったのスケッチトレース4課題。
Red & Blue、サヴォア邸、ファンズワース邸、落水莊。
これは、これでやるほどに腕が上がりますので、
こちらを選択されても構いません。
前期の試験結果を踏まえて、
後期も、和気あいあいにビシビシやらせていただきます(苦笑)
夏季休暇は、長いようで短いもの。
授業で、いつも言っているように、
空間の中に身を置くことで、
必ず、学生諸君の今後の建築に対する考え方が変化します。
これは、前期の白井晟一設計の芹沢銈介美術館見学でも、
体感したと思いますが、建築を目指す上で、
必要不可欠と考えてくださいね。
では後期に、また元気に会いしましょう。
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この記事へのコメント
舞台芸術公園や法隆寺宝物殿、東京文化会館は見ていますが、建築物としては考えていませんでした。そういう視点で見ると、また面白そうですね!
当然ながら、
へ~20(仮名)さんにも
レポートを提出していただかなくては
なりませんねぇ・・・(笑)
どれに行こうか…
交通費はいくらくらいかかりますかね?
お好きな建築をお一つ、どうぞ(笑)
これくらいの交通費は、
携帯代に比べれば安いもんでしょう?
やはり、夏休みですから
東京方面がお勧めですね。
青春16切符・・・、まだあるのかな?
では、良い夏休みを。
コルビュジェの美術館など、昨日は自分逹の体力と時間の許す限り建築を友達とみて回りました。
何か上手く言葉に出来ないけど、ただ単にスゲーとしか言えませんでした。
歩いていると何か建物に吸い込まれそうに思えました。
取り敢えず今日はガンダムでも眺めに行こうと思います。
もうひとつ、やっぱり静岡の電車って平和だなと思いました・・・。
ピラミッド型のトップライトがユニークでした
広くてとても落ち着きました
この夏休みを有意義に
過ごしていることと思います。
既に、貴重な建築体験をされた学生も
あるようですが、
そうじゃない学生も多いようで・・・。
一夜漬けでは決して無理な課題ですので、
忘れた学生は、すなおに罰ゲームの
課題スケッチに再挑戦してくださいませ。
では、あと10日間、
事故のないように、体に気をつけて
楽しんでください。
あまり出歩く時間がなかったので近くにしました。
野外劇場の有度は外観がとてもきれいで静岡にもこんなのがあるのか~と思いました。
中は立ち入り禁止でちらっとしか見れませんでしたが、落ち着いた感じで良かったです。
楕円堂は円形のガラス張りになっていて中もとてもおしゃれなかんじがしました。
浜松に行くことがあるので浜松のところも行ってみたいと思います。
立ち入り禁止なので窓から室内を見ました。
室内は落ち着いた雰囲気で、一度ここで過ごしてみたいなと思いました。
時間があれば他の建築物も見に行きたいと思いました。
たくさんの施設がありましたが、1番印象に残ったのは室内ホールの“楕円堂”でした。外側から見たら複雑そうな造りで、中央に楕円形の屋根?みたいなものが飛び出しているのもとても印象的でした。
最初に見たのは企画資料館で、外観は三角形が積み重なったかのような作りで、ぱっと感じたのは『鋭い』でした。メタルちっくな壁で、近未来を想像できるようなものでした。
次に隣にあったアートハウスのほうへいきました。そちらのほうは資料館とは逆に、円、丸とする造りで、イメージがガラッと変わりました。中に入ったのですが、さまざまなアート作品があり魅力的でした。
外にあるアート作品も、誰もが思いつかないような難しい作品などあって、いい勉強になりました。
建物が色々ありどれも周りの自然と一体感があり見てて癒されました。
窓も形状も工夫され大きく中から周りの景色がしっかり見れとても良かった。といぅか住みたくなりました。笑
これらを自由設計にも取り入れれたらいいと思いました。
野外劇場「有度」では、舞台から客席の景色がとてもよくて、自然の中でのびのびと劇をすることができるのでとても気持ちがいいんだろうなと感じました。
全体的に黒色で統一されていたので、とても落ち着くことができると思いました。
屋内ホール「楕円堂」では、中央の屋根のような形がすごく気になります…(笑)
中には入れなかったのですが、建物の形がおもしろかったです!
外観がオシャレで屋根が特徴的でした。
立ち入り禁止なので窓から室内を見ました。
室内は落ち着いた雰囲気で、一度ここで過ごしてみたいなと思いました。
時間があれば他の建築物も見に行きたいです。
残念ながら中は公開されてませんでしたが、敷地内にあるいくつかの建物を見てきました。
どの建物も似た造りで統一してますが、壁の色や材質を変えてそれぞれの雰囲気を出していました。
窓の位置や形も建物によって変わっていて、周りを緑に囲まれているので、窓からの風景も考えて造られているのかなと思いました。
夏の終わりと共に、提出期限も迫っていますが、
写真提出のない学生は、無効ですので
くれぐれも写真添付をお忘れなく。
もう、これ以上の救済アドバイスは
ありませんので、よろしく。
建物と周りの自然があっていて、とても落ち着ける空間だなぁと思いました。
楕円の家も、ガラスが多くて、よく周りの景色が見えるようになっており、工夫してあることがわかりました。
どれもデザインが統一されていて、とてもCOOLな印象を受けました。
「楕円堂」は形がユニークでしたが、上についてる白いものがどういう役割を果たしているのか気になりました。
「有度」は中が見れなくて残念でした。
なかでも一番印象的だったのは「研修交流宿泊棟」で全部つながってるのが面白かったです。
あとパンフレットをみて総工費が50億円だったのがびっくりでした。
どの建物も自然との一体感を重視していて、楽しみながら公園内を歩くことができました。
楕円堂の用途がいまいちわかりませんでしたが、中を覗くと日が十分に差していて、窓もいい場所につけているなと思いました。
宿泊場は、一部屋ひと部屋少しずつずれた作りをしていて、面白いなと思いました。
機会があれば他の場所に行ってみたいです。
結構人が多いかなと思いぎゃ・・・ほぼ空の状態です 建物も結構の間使ってないみたいですが あの急斜面に建てるとは驚きました
正直のところせっかく 良い建物ですからもっと大切にしてほしいです
さすが東京・・・と言いますか。高層ビルが所狭しと並んでいるのをみると、静岡の方が落ち着くなぁとしみじみ思ってしまいました。
まずミッドタウン。
外観もおしゃれで圧倒的な存在感がありました。
中に入ってみてびっくり。天井まで吹き抜けの所があって小さな滝のように水が流れている所がありました。
ショッピングモールなのに落ち着きがある、とても不思議な感覚になりました。
上の階には正面にある広場が一望できる所があって、感動しました。
さらに、フロア全体がインテリアショップという階があり、インテリア好きにはたまらなく、じっくり堪能しました。
おしゃれなだけあってお値段もなかなか・・・(笑) 今度はたくさん備えていきたいと思います。
21_21DESIGN SHGHTは奇抜な屋根が特徴的でした。
安藤忠雄さんの建築は静岡に帰ってきてからも、本屋さんで見たりしたのですが、やはり素晴らしい才能を持った方だと思います。
次々と新たな建築の可能性を生み出していく・・・尊敬します。
夏休みは他にも静岡の日本平の方の建築を見に行ったり、大阪へ行った際に自分の気になった建築を写真に撮ってきました。
大阪へはコンサートの為に行ったのですが、会場の京セラドームは屋根の形がぐにゃぐにゃしていてとても面白いなぁと思いました。
今年の夏休みはたくさんの建築に触れる機会が多く、とても有意義に過ごせたと思います。
あ。 東京行った際にお台場のガンダムも見てきました(笑)
大きさと動いたときの貫禄にびっくり。思わず写真連写しちゃいました。
それでは、夏休み明けもよろしくお願いします。
サントリー美術館というかサントリー美術館が入ってる建物になりますけど、中央は開けていて建物に広がりを感じさせ、天井まで吹き抜けになっており天井はガラス張りで日の光がはいり明るさを感じました。
ただ、ここは広いですね…建物も様々で屋根もそれぞれ違い面白いですね。
特に野外劇場は建物内には立ち入り禁止でしたが舞台のところだけ見れました。そこは観客席が高くなっていて舞台の後ろは木が生い茂っていて普通の舞台と違って印象に残りました。
手入れされたきれいな芝生の上に様々な展示物があったり、建物の前にある鉄パイプの不思議な形のものが回っているとも思いませんでした。
建物もすごくシンプルなのにとても格好よく見えました。中に入ったら、展示物などが多々置いてあり、イスが置いてあったりでちょっとまったりしてしまいそうな雰囲気でした。
これからも様々な建築物を見ていき勉強していきたいです。
木に囲まれた中にあのような建物があることに驚きました。
特に『楕円堂』は変わった形をしていて、中も落ち着いた雰囲気だったので周りの環境との違和感を感じなかったです。
機会があれば別の建築物も見に行きたいと思います。
周りに自然があり、とても雰囲気がいいところだと思いました。
野外劇場「有度」のデザインが印象に残りました。
室内ホール「楕円堂」の楕円の形がいい感じでした。
全体的にシンプルでいいと思いました。
研修交流宿泊棟は、ちょっとずつずれて建ててあって、繋がって見えるようになっていてすごいと思いました。
楕円堂は、形が面白くてでっかい透明の煙突見たいのがあって少し気になりました。地下に舞台があると作業員の人から聞いて入ってみたかったです。
建物の外観が全部統一されていて綺麗でした。
とても不思議な屋根で
とても感動しました。安藤忠雄さんの奇抜な発想に驚かさせられるばかりで
ほかの建築物も見に行きたいなと思いました。
山の中で自然を感じました。
建物が山の中に隠れてあるのが驚きました、行ったことがないので感動的です!!
風通しも良かったし日差しが街にいるよりも綺麗でした。
とってもいい場所を選んで建ててると思いました。