板橋T邸リフォーム・サンルームパティオ完成。

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L型の対面キッチンをオープンキッチンへと
変更したもう一つの大きな目的。
それは、食堂から続くサンルームを
より快適なパティオとして内部空間の延長にすること。

元々ここは、2階のデッキスペースで、
上部には木製のルーバーが用意されていました。

これまでの何回かのリフォームで、
建て主と工務店との間で、
ガラスの屋根を載せたり、
さらに、それを増築したりと継ぎ足しておりましたが、
継ぎ接ぎのせいか、どうしも雨漏りがしたり、
シングルガラスのために暑かったりと、
今ひとつ屋内の延長としては使いにくかったようです。

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今回は、オールシーズンの使用に耐えるように、全面改装。
タル木を増設して、屋根面を持ち上げることで
熱溜まりの空間を創り出し、
さらに強化ペアガラス+熱線反射反射フィルム、
そして、ロールスクリーンを追加して、夏対策。

床は、積載荷重の強度計算をおこなった上で、
デッキをテラコッタタイルへ変更。
内部床との段差を解消するために、スタイロフォームを敷いて
高さを調整し、経年劣化のあるシート防水から
FRP放水へ変更して防水性能をアップさせています。

食堂からパティオへの出入り口は、
全面引き込みサッシに変更して、
食堂の延長空間として活用できるようにしています。

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熱線反射フィルムを張ることは、
ガラスの飛散防止にも役立ちますが、新たな効果を発見。
夜は、反射ミラーとなって床の風景が天井に写り込み
なかなか幻想的な雰囲気が演出できます。

このサンルームパティオから屋外の屋上庭園への繋がりは、
このパティオの魅力を、さらにアップさせてくれています。
まさに、建て主と私のコラボレーションの結晶ですね。

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