実践・電球形蛍光灯(調光器対応)取替注意点。
地球温暖化防止対策の一環として、
白熱球の生産・販売が中止されるのは、既にご存じかと思います。
当初、政府方針として2012年を目途にと発表されましたが、
東芝、松下が相次いで2010年での中止を決定。
全世帯が電球形蛍光灯に切り替えた場合の
温室ガス削減量は、家庭からの排出量の
1.3%に当たる約200万トンといわれています。
日本電球工業会によると、
2006年の白熱電球の販売個数が
約1億3500万個なのに対し、
電球形蛍光灯は約2400万個となっています。
私の住宅では、既に電球色蛍光灯に切り替えて久しいのですが、
問題は、調光用の照明器具。
調光用といいますのは、点灯から消灯までを
無段階で調整できるスイッチのことですが、
これが蛍光灯では、調光用の専用器具でしか対応しておりません。
フィラメントを発光させる白熱灯と
電子を水銀蒸気に当てて発光させる機能の差のため、
調整器付きの照明器具でなければなりません。
このため、こうした部分には仕方なく
白熱球タイプのスポットライトを使用しておりました。
先日、アトリエのはす向かいにあるナショナルショップ。
いつもお世話になっているのですが、
切れた電球の購入に行ったところ・・・・・、
あるじゃありませんか、
調光器対応のパルックボール・スパイラル。
これは、確かめないわけにはいきません。
早々、アトリエの4灯分を取り寄せ依頼。
まだ、生産量が少ないためか取り寄せに3週間も掛かりました。
我が家で使用しているのは、シリカ球、レフ球。
レフ球は、光の方向性を強めるための反射加工が
球の下半分に施されているもの。
ちなみに、一般ショップでのお値段は、
・シリカ球60W:¥170-(¥100-)
・レフ球60W:¥360-(¥277-)
・一般パルックボール14W:¥1,480-(¥945-)
・調光器対応パルックボール14W:¥1,900-(¥1,495-)
現時点のところ、ネット購入が大幅に割安/()内金額/ですが、
やはり、調光器対応は最も高い。
アトリエの4灯分で、何と¥7,600-とかなりの投資(汗)
さて、その交換前後の写真、いかがでしょうか?
最初の写真は、レフ球。
次の電球形蛍光灯に交換後の方が白熱球の赤味よりも、
どうしても蛍光灯特有の青味が入るせいで
写真では、若干不自然な黄色に見えますが
実際には、その差はあまり感じませんので御安心下さい。
白熱球との違いについてまとめますと、
1. 最初の点灯時は、30~40秒経たないと本来の明るさにならない。
しかし、一度ランプが暖まると直ぐにつくようになります。
調光器対応でないものには、直ぐに明るいタイプもあります。
2. 白熱球のように無段階とうわけにはいかない。
少しずつ落としていけば、本来の30%位には落ちますが、
その後はすべて消えてしまいます。
説明には10%までとありますが、
とてもそこまでは暗くできません。
また、4灯がそのまま照度が落ちていくわけではなく、
30%位になる間に、1灯、また1灯と消えてしまいます。
3. 60W相当の明るさが14Wの消費電力ですみます。
したがって電力は1/4以下、寿命も6倍ほどとなります。
4. 電球直下が暑くならない。
電球形蛍光灯は、触ると熱くなりますが、
その発熱量は、1/4ほどで、体感的にかなり違います。
アトリエでは、ただでさえパソコンや
周辺機器からの放熱で暑い上、
頭上から4灯の白熱球で暑さを感じておりましたが、
それが全くなくなり、大助かりです。
※それから、最後に最も重要な注意点を・・・・・。
脚立を利用しての電球交換は慎重に。
実は私、ちょっとおおちゃくをして交換中に
足を滑らして、脚立から転落し、体中青あざ、
ズキズキで大変な目に遭いました。
これだけは、どうぞくれぐれもご注意の程を。
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この記事へのコメント
それと省エネになることはとてもいいことだと思いました。
先生も若くないので、怪我には気をつけてください。
我が家でも話題になり買い替えのため駅前のスーパーへ見に行きました。
白熱灯はほぼ\100という価格表示に書き換えられていて、これからの電球蛍光灯型は\1500と価格は15倍も差がありました。
今日本は石油,食料品,電気代等が高騰しさらに電球の買い替えもしなければいけないとなりと、家計に大きな打撃を与えることとなりました。
これほどまでしなければに地球温暖化を軽減させられない事態にまで追い詰められた事について、どうしていままで気づけなかったのか…
人類が便利を追求しすぎたことの代償なのかもしれません。
これからの地球について、私たちが今やらなきゃいけないことは何か考えさせられました。
以上
PS:先生もあまりお若くないのでケガには充分お気をつけください。
蛍光灯は、白熱電球に比べて、長寿命で省電力。値段は高いけど地球にやさしいんですね。
でも、頻繁に点滅を繰り返すと寿命が短くなるから、トイレなんかに付けるのはちょっと向かないかなと思います。
電球と温暖化の事を考えていたら、バイク通学も温暖化に影響してるから自転車で通学しようかと思い始めました。
先生の怪我が早く治りますように!
自分の家わ廊下が短い為、
階段ののぼる所に1つ
玄関に1つしか電気がありません
そして電球が切れる以外に
かえたことがありません
今思い出しましたが
小さい頃自分が
電気わ真っ白い方がィイと
言ってカラ階段の所の電気わ
真っ白い光の電球です
でも今思えば、何か青白いです
やっぱり黄色みかかった方が
この木質な家にあってる気がします
そして見て気付いたのですが
電球のまわりにカバーがありません
よく見たらダイニングとリビング、
玄関以外の所わ全てカバーがない事に
気がつきました..
この家わ照明に対して
無関心だと言うことがわかりました
ひじょうに恥ずかしいです
結構目がいくようになってきたので
いつかこの家の照明をかえます
と言っても耐震工事とか
してないと思うんで地震きたら
潰れてしまって照明かえても
意味ないんで、家を建て直したら
自分が選んだ照明を取り付けたいです
まぁその頃にわ
なくなってるんでしょうね
なんだっけ..
てかいつの間に怪我をッ!
電球とかかえたことないんで
わかりませんが..
お大事にです(´・ω・`)
自分のおばぁちゃんも
風呂の窓開けようとして
滑ってアザだらけになって
全然治んなかったんで..
気をつけてください
でわおやすみんさい
日記みたくなった;
長すぎて入りませんでした;
余分な事語りすぎた(^ω^)ワラ
以前の授業で、黒板に字を書くときに
痛くて腕が上がらない・・・と
言ったときのことですので、
既に全快、授業も全開・・・
とコメントでもギャグってる(笑)
しかし、自分ではそんなに歳とは
思っておりませんので、
歳なので、歳なのでは、少々落ち込み気味。
トドメは、Tさんのおばあちゃん・・・、
と同格ですが・・・(@ ̄Д ̄@;)
あの、まだ若いんですけど・・・(^_^;
自分達が住む、地球を大切にするために、もっと省エネについて考えるべきデスね。
バイト先でも最近電球型蛍光灯が売られるようになりました。お客さんに電球型蛍光灯が何故高いのかとか、今までの電球と何が違うのか聞かれても、さっぱりだったのですが、この前の授業を聞いたので、お客さんにちゃんと説明できると思うし、お客さんにこの電球をススメたいと思います。
電球型蛍光灯にも、温かみのある色が出ていて、コレなら、食品や飲食店にも使えますね。
ですが、電球の熱を利用して温めているものもありますよね?
そういうのには、電球型蛍光灯はどうなんでしょうかね…。
あ、まっちゃんの授業何気に面白いんで、怪我とかして授業来ないとかやめてくださいね…とかゆー。
ごめんなさい(^ω^)ワラ
めちゃくちゃ今ゥケてますw
そんなつもりで書いたわけぢゃ
ないんですが やっちゃいましたw
しかも まっちゃんと
おばぁちゃんわ多分10歳近く
離れています(´・ω・`)
すいませんでしたぁ‐!
それにしても..
ゥケる..w
笑いが止まりません(○´艸`)
それでわw
怪我とかで先生のおもしろい?授業が聞けなくなってしまうのは、寂しいので来れないとかないように体を大事にしてください。若くないので
えと、まず白熱電球がなくなる、というのをはじめて聞いたのがインテリアの授業だったので…ほんと疎いなぁ∑自分ιと感じました。
少し調べてみると、蛍光灯は高温・多湿の(サウナなど)のところには不向き…というか駄目なんだとか。
蛍光灯は確かに寿命は長いけど、それ以上に価格が厳しい。
政府が決めたことなので、金銭的なこと・使用上の問題点よりも環境問題を優先したということなら。あぁ、しょうがないんだな、そうなんだー。という風にしか特別他に感じたりはしませんでした、正直。
だけど、白熱球がなくなって蛍光灯だけになるとういうことは、これから先『白熱球』という物を知らない子どもが出てくる。その存在を知らない人が設計やインテリアをするというのが当たり前になってしまう、ということ?今回のことはある種、照明の歴史的なことになるんじゃないかなと思いました。
纏められてませんが…;授業で、以前は使用されていたもの、廃止されたもののお話は私はけっこう楽しく聞かせていただいています。ただ歴史を覚えるのとは違い、そうなった過程や理由付けなど、論理的に話を聞くと理解が早く(私は暗記が苦手なので↓)興味も沸きます。
あとそれから、電球の取替えの際には気をつけたいと思います。お父さんには言っておきたいと思います:)
この話を聞いてから、自分の家や友達の家、バイト先なので、どんな照明が使われているのか気にするようになりました。
これから白熱球の光が見れなくなると思うと寂しい気がします。
白熱球と蛍光灯…二つを比べてみると、価格や寿命などそれぞれの長所と短所があると思います。なのでどちらがいいとははっきり言えないけど、今騒がれている環境問題を重視すると、やっぱりこれからは蛍光灯の光で、どうセンスを使っていくかなのだと思いました。蛍光灯にも素晴らしい魅力があるので、使い方次第でその空間がどのようになるのか、知識を身につけ考えていくべきだと思いました。
先生元気だしてください。
まだまだ若いです☆
今の時点で蛍光灯は製品の価格は高いですが、長寿命・省電力と、長いスパンで考えるとかなり有効な事です。
自然と上手くつきあっていくこと、外部の自然を取り込んだ空間作り、というのは昔も今も、人々が強く求めているものです。
開口部の設け方によって、光と司会をコントロールし、様々な表情を楽しませてくれる自然の光は、そこでの生活をより豊かなものにしてくれます。
一方、照明も最近では、ただ照らすだけではなく、インテリアとして空間を演出する役割を求められます。蛍光灯は、均一な明るさで室内を照らしますが、白熱灯のような光と影による絶妙な効果や調光による変化を求めることが難しくなります。
今後、電球型蛍光灯が、私たちにとってもっと身近なものになり、今ある問題も消化しながら、どのような空間を作り出してくれるのか、良くも悪くもまったくイメージできないのですが、環境環境と騒ぐ現代に、私達にゆったりとした時間とやすらぎ、安心を与えてくれる空間作りを、自然の光と人工の照明を上手く生かして考えていきたいです。
自分は蛍光灯の光があまり好きではないので白熱球を使ってたので先生の話は衝撃的でした。
でも、このエコの時代に白熱球は電気代が蛍光灯に比べるととても高いことや、白熱球が熱くなるなどあまり地球によくない部分があるので生産中止になるのもなんとなく分かる気がしました。
そんなこんなで白熱球を諦めかけていたら電球型蛍光灯という物があることを知りました。
電球型蛍光灯は白熱球に比べ消費電力が低く、寿命も長く、白熱球と同じような色の光を出すのですぐに買いにいこうと思っていたら、
値段が・・・・高い!
なのでもう少し安くなるのを待とうと思いました。
私は今現在ホントに環境問題についてもっと考えていったほうがいいと思っているので、白熱球の方がデザイン的には良いものが多いけど、これから蛍光灯になって少しでも省エネに繋がればいいなと思います。
また蛍光灯になってもデザイン性の事などを考えていけば白熱球と同じように親しみのある照明になると思います。
僕は先生が言ったように蛍光灯の青白い光が好きじゃないので、残念です。
でも、蛍光灯のほうが省エネなので地球温暖化のためには蛍光灯にしたほうがいいと思ったので、これを機に蛍光灯に変えたいと思います
しかし長持ちや省エネ、地球環境の面で見たらやはり蛍光灯の方が有利なのである。
自分的にはやはり優しい感じのする白熱球の方が好きだけど時代の流れというか世界のためなのである。理解しなければ…。
そして蛍光灯は兎に角、高い。値段ははじめに検討してほしいものだ。
頭打たなくてよかったね~(=ω=)♪
電球型蛍光灯は本来の明るさになるまで、少し時間がかかるのはあまりよくないと思ったけど、省エネなのはいいと思いました。
地球温暖化には最適だと思います。
蛍光灯は点くのに時間が掛かってしまう物もあるのは難点だと思いました。
玄関の白熱灯を変えるのはもう少し安くなった後だと思います。
蛍光灯がよくなっていくと思います。
設計のなかでも照明デザインはとても重要で、自然光と同様に吟味しなければならないと思います。 明るさやコストや美しさや色温度やそして建築への組み込み方はデザイン作業のクライマックスでもあるのだと僕は感じています。まぁこの廃止はしょうがないのだと思います。
それに白熱灯と蛍光灯の二つあったほうがインテリアのバリエーションも増えて良いとおもうのでなくなってしまうのは本当に残念です。