'08年建築計画の授業スタート。
もう、9年目になります静岡産業技術専門学校の
新学期が、今年もスタートしました。
今年から、建築学科と住環境デザイン科の2クラス合同授業。
例年通り、目の輝きを感じさせる生徒達。
私の担当は、建築計画。
建築全般の基礎項目に加えて、近代建築史を少々含みます。
いわゆる巨匠の時代を、建築史の授業とは別枠で、
私の方で触れるのですが、何しろ教科書は白黒写真。
これじゃ、その魅力を伝えられないので、
アトリエの大切な蔵書で、大きな写真を見せながら、
エピソードを交えて解説。この本が重いのなんの・・・。
しかも、このアトリエ吹き抜けの本棚の上から、下から、
そして、3階の教室までパソコンと本を抱えて・・・、
当然、寝ている生徒には、少々お灸が据えられます(苦笑)
さらに、環境工学も含まれた多岐にわたる授業となりますが、
その他にも、建築の魅力を伝えて、この道を好きにならせる、
あるいは、興味を持たせることも授業の重要な要素となります。
自分の大学時代を振り返っても、
非常勤講師の先生の授業は、実社会と繋がっていて
興味深かったのを、よく憶えております。
事件は、教室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ・・・
と、どこかで聞いたようなセリフですが、
学校の先生では伝えられない、何かを求められている非常勤講師。
本日は、初回顔見世興行のため、
私の自己紹介と建築の世界の面白さ、
答えのない答えを探し出す思考やプロセス、建築と建物の相違、
そして、ちょっとした映像を見せたりと
ガイダンス的なことをおこないながら、
早々の親父ギャグは見事に滑ってました(笑)
まっ、例年の洗礼のようなモノですからね。
来週から、2回/週の授業がスタートしますが、
生徒のモチベーションを切らせないように、苦労が始まります。
例年、GWを過ぎて、陽気が良くなる頃に
5月病ならぬ、ゆるみが出てまいります。
仕方がないこととはいえ、硬軟相交えて、
そして、ふんだんに映像を交えて、授業をおこなっていきます。
さて、さて、今年はどうなるんでしょうねぇ・・・・、楽しみです。
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・・・どうも、ありがとうございまいした。
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