五味康祐・柳生稚児帖。

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尾張家兵法指南役で柳生新陰流当主兵庫厳蕃の
嫡男・兵介が一命を落としたとき、
佩刀の虎徹が折れやすい贋刀にすり替わっていた。
いつ、だれが、何の目的で・・・。

時は、幕末の動乱。
開国主義に反対する尾張藩主・慶恕を失脚させんとする陰謀、
これに仙台藩主の落胤で、戸田流宗家の後見を勤めて、
音無の構えを編み出した仙台黄門こと、
藤木道満とその弟子達がからみ、
さらに、柳生十兵衛の影武者だった
狭川新七郎が、江戸柳生を守るために組織した犬頭党も・・・、
ストーリーは、様々な布石を打ちながら、進んでいく・・・。

ところが、530ページに及ぶ前編が終わったところで、
筆者は、鬼籍には入り未完となってしまい、
これから、というときにストーリーは途切れてしまうことに。

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兵庫は素直に、抜き身を持ちなおして背に立て、ゆっくり道満に近寄った。
梢が頭上で又、風に鳴っていた。
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あとは、読者の想像力に委ねられた未完の大作です。

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 ・・・どうも、ありがとうございまいした。

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