顧客情報漏洩の顛末記。
プロバイダーより、重要なお知らせとの封書が届く。
開封してみると、先日のニュースで報道していた
販売促進用ダイレクトメールの発送委託先の
大日本印刷から不正に持ち出されて個人情報について。
データ流出総数8,637,405件。
この中に、私のプロバイダー会員214,487名分が
含まれており、その中に私が含まれていたとのこと。
漏洩した情報は、
住所、氏名、電話番号、メールアドレス、ユーザID。
こうしたDMは、様々な登録会社から外部へ委託されるため、
その会社自体ではどうにもならない。
今回は確率的にも少ないながら、当たってしまいました。
幸い、警視庁の調べでは持ち出した本人から
第三者への漏洩はなかったとのことなのだが・・・?
さて、ここからがその顛末記。
私の場合、前4つの情報は、そもそも仕事上、
公開しているのですが、ユーザIDはチト困りもの。
プロバイダの今回問題への特別対応窓口に連絡して、
ユーザIDの変更を求めると・・・・・。
丁寧なお詫びを告げる応対者が、
その最後に言い添えた、
今回はパスワードは漏れていないので
問題ありませんとのお答え。
えっ、何言ってんの?
それって、そちらが言うセリフなの・・・。
さらに、もしユーザIDを変更するならば、
一旦解約して、再度新規契約が必要とのお答え。
えっ、これって通常の対処でしょ?
・・・・、ちょっと、ちょっと、ちょっと(怒)
どうして、こちらの落ち度がないのに解約したり、
新規申し込みをしたりという
煩雑な手続きを行わなきゃならないの?
おまけに、それをすると
メールアドレス、ブログアドレスも一旦消去され
新規のものに入れ替わるとのこと。
仕事でも使用しているのに
そんなこと、できるわけないでしょ。
その不満を伝えると、
少々お待ち下さいと、しばらく待たされて
後日、会社より回答いたしますとのこと。
これじゃ、何のための特別対応窓口なのか?
さて、その6日後にかかってきました回答の電話。
今回の件に関しましては、
やはり、通常の解約・新規契約しか手がないとのこと。
・・・・・・・・・、
それでは、こちらがあきらめるしか、仕方ありません。
ご理解いただきまして、ありがとうございます。
と言われて、いえいえ、ご理解している訳じゃありません(笑)
ネットでは、クレジット使用は最小限にして、
銀行振り込みや代金引換を主にしたり、
何よりも、毎月のクレジット会社からの明細書に
ちゃんと目を通すということぐらいの防衛策。
それでも、航空券、新幹線、宿泊はやはりクレジット。
こうした漏洩の危険は常にあることを
頭の片隅置き、仕事やプライベートに浸透したネット社会と
向き合っていかねばなりません。
結局、最後は自己責任ってことで、
誰も守ってくれそうにない・・・ということらしい。
今回は、非常にラッキーと前向きに思いましょう。
さらに、ニュース発表と同日に顧客に向かって
発送された告知のスピードには、
企業姿勢としての好感が持てます。
こうしたプロバイダーに入っていたこともラッキーかも。
皆さんも、ご用心あれ・・・・、ってどうすればいいの?
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・・・ありがとうございまいした。
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