文京区詣で#3・三郷市詣で#2。

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午前中は、T邸リフォーム工事の解体状況チェック。
内部解体がほぼ完了し、ベタ基礎施工準備として、
床下の土砂搬出と根切り底確認。

基礎工事のFさんとは、品川のビフォーアフター以来の再開。
あとで、カメラが来るからねぇ~との冗談に、ギョッ!(笑)
仕様もきっちり決めてからの本来業務の今回の方が、
私は厳しいですからよろしく、とご挨拶。

今回は、基礎があるにはありますが差し筋とベタ基礎及び
新設基礎、ホールダウン金物による補強となります。
土台は、腐れ・シロアリの被害はなく大丈夫。
床下が土だったわりには、通気が取れていたためでしょう。

上部小屋裏は、いつも通りのお宝の山。
太い丸太の梁の和小屋組が美しい。
今回は、書斎の天井を吹き抜けとして現しに。
火打ち梁や特注の羽子板ボルトが使用されて、
古い建物のわりには、しっかりとした施工がなされていますが、
こちらも、現代版の金物にて補強予定。

そして、棟木にはこの家の上棟式に掲げた御弊(梵天)が。
このように、建物の躯体を開けたときに、
この建物に携わった人々の手の跡と、
その当時の技量等の住まいの歴史が分かります。

反対に新しいにも関わらず、平屋の増築部分は随分、ずさん。
石の基礎や載っけただけの梁等、大幅に補強します。
Fさんと配筋や通気処理、土間高さを決定し、
来週の配筋検査へ向けての作業工程の打ち合わせをおこなう。

午後からS邸新築工事の基本ラフスケッチでの
打ち合わせのため三郷詣で。

こちらは、店舗併用住宅で既存建物で営業しつつ、
背後の土地に新築し、引っ越し後に既存建物を壊して、
駐車場にするという少々複雑なプログラム。
店舗・住宅の基本的な使い勝手は、了承される。
スケッチのイメージは、建て主に非常に満足して喜ばれる。
奥さん、これからですからとこちらが手綱を絞める・・・、
こうして手放しに喜んでもらえて、三郷まで来た甲斐がありました。
本日は、バラ肉と野菜のピリ辛炒め。
竣工までに何品目制覇か・・・・、
そして、ボジョレヌーボーをお土産にいただく。

次回は、設計契約と地盤調査、段階解体のため
I工務店に見積もり依頼。
パネル化による分離発注やコスト監理が何よりも厳しい現場に
やりがいが背中に一杯(笑)ちょっと古かったですかね。

それぞれ、順調に滑り出してホッとしております。

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 ・・・どうも、ありがとうございまいした。

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